タイトルロゴ大山祐史の経営コラム




 <本日のツボ350>
   『作戦変更』

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<ツボの説明>

  我が家の4人の息子たち、悪事が発覚して親に叱られたときの反応は
 四人四様なのですが、その反応をおおまかに分類すると次の3種類に
 分けることができます。

   1.動かなくなる(無反応になって固まる 黙って服従する)
   2.闘う(反論する 歯向かう 殴りかかる)
   3.逃げる(無視する 話しをすりかえる)

  ハナシのすり替えが得意なやつが一人いて、そいつが一番問題が多いの
 ですけれど、叱っていてもいつのまにかぜんぜん別の話題になっていて、
 気がついたら一緒に楽しく親子の会話をしてたりします。まったく・・・


  人間は大人になってからも、困難に遭遇したときには無意識のうちに
 子供のときにうまくいった対処行動をとるものです。

  取引先や上司・部下との関係がギクシャクしてうまく行かないとき
 なども、なぜかいつも同じような行動をとってしまう。

  それでうまく解決すれば良いのですが、たいていの場合はあなたのその
 対応はあまり適切ではなく、ギクシャクした関係が続くことになりがち
 です。


  人間関係に関して同様の問題が慢性化してこう着状態になっているとき
 と言うのは、このような不適切な対応行動が繰り返されている可能性が
 高いと考えましょう。

  対策は、「作戦を変更する」ことです。

  服従の姿勢を見せてもなにも変わらない相手に対しては、反論や無視
 という作戦をとってみる必要があります。

  「逃げる(無視する 話しをそらす)」という作戦には抵抗感がある
 方も少なくないとは思いますが、「逃げずにいることが問題の慢性化を
 招いている」場合が多いということを認識してください。


  「逃げる」という対応行動も、「問題の要因を取除く」という前向きの
 対処方法として用いれば有効な解決手段のひとつとなるのです。

  人間関係においても戦略的発想でマネジメントし、PDCAサイクルを
 まわしてゆきましょうという提案です。

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