<本日のツボ160>
『窮すれば開く』
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<ツボの説明>
英語も中国語もタイ語も、「駅前留学」ではなかなか身につかない。
外国語というものは学校ではなかなか身につかないのに、仕事
で使わざるを得ない状況に追い込まれるとイヤでも色々なことを
覚えてしまう。
取引先や上司・部下、または恋人や親友、こういった人たちと
外国語でコミュニケーションしなければならないとなると、自分
の気持ちが伝わらないとか、相手の言いたいことがわからなくて
決定的に困ってしまう場面に遭遇する。
この「困った場面」というものが、そのときの場所・風景や相
手の顔、取引の内容などとともにいつまでも記憶に残ることにな
る。そして、そのときに相手が発した言葉や自分が知っておくべ
きだったフレーズと一緒になって、長期記憶に残る「総合イメージ」
が形成されるのである。
これが「右脳の能力が開いた状態」。この右脳の能力を使わな
いと語学は習得できない。単語だけ知っていても使えない。
英語ができるようになりたいと思ったら、まず仕事で英語を使
わねばならない状況になること。
できなくてもかまわない。その「できない」という窮地に飛び
込むことで、右脳の能力が開く。
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アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史
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