1.経営・リーダーシップ・経営心理
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『運転に必要な計器』
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先日お話した「預金残高」という指標は、自動車にたとえると 「燃料計」にあたります。燃料計があるから運転のしかたを調節したり、ちょうどいいタイミングで燃料補給をする事ができます。
なにより「ガス欠」で止まってしまうのを防ぐことができます。
自動車の運転に必要な計器(メーター)は他にもあります。
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スピードメーターはだれでも見ますよね。会社の運転でいえば日々の売上高がこれにあたります。これを全然見ない経営者というのはほとんどいません。
会社の経営では、それら以外にも必要な計器がいくつかあります。
会社を安全に運転するため運転中に見ておきたい計器としては、燃料計・速度計以外に次の4つがあげられます。・・・・・
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2.組織・人事・活性化
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『利害が一致するとき』
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目的や目標を掲げて「全社一丸となって頑張ろう!」と 大きな声を出してみても、社員は踊らないんです。
こんな会社の社長さんは、「経費節減が大切」という名目で、社員の取り分を真っ先に削減しているケースが多いようです。
厳しい経営を続けて行かなければならない以上、経費を削減するというのはごくアタリマエのことです。
その上で、さまざまな点で生産性を向上させる事ができれば業績が上向いてくるわけなので、たいていの経営者はこの「経費削減」「生産性向上」を両方とも意識しながら会社を運営しようとしています。
一方、社員が仕事の量や質を向上させようとしたり、物 や時間を削減しようとするのにはちゃんと理由があります・・・・・
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3.マーケティング
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『競争しない1』
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安売り競争にはゴールがなく、誰か一人を除いて他の競争者が全員棄権してしまうまでつづきます。
ということは「価格競争」という競争方法は、大きい会社が自分よりも小さくて体力のない会社に対して仕掛けたときだけ有効になる、ということです。
中小企業にとっては、「価格競争には参加しない」という事が重要な戦略となります。
<価格競争に巻き込まれない方法その1> |
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とはいえ、あなたの会社やお店を蹴落としたいと考えている競争相手がいる場合、その相手が一方的に価格競争を仕掛けてくることは、十分ありえることです。
そんなとき、「上等だ。やってやろうじゃないか!」と意気込んで「安売り合戦」に突入する前に、考えてみる価値があることがあります・・・・・
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4.経理・財務・経営計画
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『目的はなんでしたっけ?』
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3月末決算が多い日本の中小企業。来年度の計画は作成中ですか? もうとっくにできていますか?
作成する時期はともかくとして、経営者によってその会社の年度計画は様々なスタイルがあります。
中小企業の場合、一番多いのは「そんなものないよ。先のことなんてわからん」というタイプ。
悪く言うと「その日暮らし経営」的なやり方ですが、この手の社長さんは経験が長く、直感的に重要なポイントを押さえた経営をされていることが多いようです。社員数もそれほど多くないため、日々の状況に応じて、経験的に的確な指示を出し、それが即座に実行される、小回りの効く経営をされているといえます。
次に多いのが・・・・・
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5.海外戦略
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『制度的品質問題』
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海外、特にコストダウンを目的としたアジア諸国への生産委託を行なうとき、必ず直面するのが品質問題です。
「サンプルでは問題なかったのに、量産品が入荷したら不良の混入率が高くて困った」とか「細かい不具合だが日本の品質管理基準ではNGなので出荷しないように指示したが、徹底されない」といった問題が多く発生します。
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こういった問題をよく起こす工場には、ある特長あります。それは・・・・・
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6.情報システム
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『情報化が組織をフラットにする』
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マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が、時折社内の電子掲示板を使って全社員向けのメッセージを発信しているのは有名な話です。
巨大企業ですが、トップの意向が一瞬にして全社員に伝わる仕組みができており、利用されているということです。
一方、日本の中小企業の中には、社長・専務・常務・部長・部長代理・次長・課長・課長代理・係長に主任さんと、社員のほとんどに役職をつけて階層化しているところがあります。
こういったところはたいてい・・・・・
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7.メンタルヘルス
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『まずは世の中のせいにする』
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なんでも他人のせいにしようとすると怒られます。
「不況を言い訳にするな。どんな状況の下でも伸びる会社は伸びている」などといわれると、ドキッとしてしまいます。
たしかに「不況」というものには「自主的に参加することができる」という特徴があるので、不況であることを言い訳にしていると、いつまでたってもそのそばから離れられなくなってしまいます。
一方、「日本人に生まれたんだから、英語が苦手なのは仕方がない」というような言い訳もあります・・・・・
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8.雑多
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『カマボコの厚みの重み』
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カマボコは厚く切ったほうがウマイ、と感じるのは本当のひもじさを知っている世代。ひもじさを知らない世代は薄切り、しかも「てっさ」のごとく極度に薄く切ったカマボコにさえ、新しい食感を見出し、ウマイと感じることができます。
正月、我が家で極薄ペラペラ切りにしたカマボコを食卓に出してみました。昭和一桁生まれの父は「何じゃこりゃ?バカか?」とのたまいました。
平成生まれの息子たちは何も言わずに一瞬でたいらげました。
食べ物の記憶、特に幼少時代の食べ物に対する記憶は、潜在意識に強く刷り込まれています。私だって「板わさ」を注文して薄切りを出されたらちょっとムッとします。
しかし「板わさ」で一杯やったことなどない世代は・・・・・
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