タイトルロゴ大山祐史の経営コラム




 <本日のツボ345>
    『特性因子理論』

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<ツボの説明>

  人と組織・キャリアとの関わり方については様々な理論で説明されて
 いるが、特性因子理論もその一つである。


  人間は特性の組み合わせとして表現できる。

  特性は、知性や適正、興味や価値観、保有スキルなどの項目で構成
 される。

  人はそれぞれ独自の特性を持っており、それが個性となっている。

  特性の各項目は科学的に測定することができ、それによってプロフィー
 ルを作成することができる。

  人間と同様、環境にも特性がありプロフィール化することができる。

  プロフィールによって、個人の特性と環境の特性とを関連付けることが
 できる。


  といった内容である。

  ここでいう「環境」には、もちろん個人が属する「組織」も含まれる。

  個人の特性と環境や組織の特性とがマッチする状態とは、それぞれの
 特性が互いのニーズに合っている状態のことである。

  この状態になれば、個人と組織はお互いからより大きな満足が得られる
 関係を築くことができる。


  特性は基本的に長期的に安定なものであるが、変化しないものではない。

  そもそも特性は、経験や学習によって後天的に形成される部分が大きい
 ものだからである。

  個人や組織の特性を適切にコントロールし、相互の満足感を最大化する
 ことが人事部門の重要な職務となってきている。

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     アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史


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