タイトルロゴ大山祐史の経営コラム




 <本日のツボ347>
   『コントロールが大切』

-----------------------------------------------------
<ツボの説明>

  仕事の要求度−コントロールモデルでは、「仕事の要求度」と
 「コントロール」の程度という2次元によって、作業特性が以下の
 4群に分類されています。

   パッシブ群  :仕事の要求度は低く、コントロールも低い
   低ストレイン群:仕事の要求度は低く、コントロールは高い
   高ストレイン群:仕事の要求度は高く、コントロールは低い
   アクティブ群 :仕事の要求度は高く、コントロールも高い
 
  この中で特に、「高ストレイン群」では抑うつ感を始めとするストレス
 反応が最も高くなることが観察されています。

  反対に、「アクティブ群」では活動水準が高くなり、職務満足感の自覚
 や生産性が高まるといわれています。

  また、「パッシブ群」では職務満足感が最も低く自覚されることが
 報告されています。


  このようなことから、人材の活性化や職場のストレス対策としては、
 単に遂行すべき仕事の量的・質的負荷を軽減することだけでなく、むしろ
 要求度に見合ったコントロール(裁量・権限)を付与してゆくことが重要
 であると考えられています。

-----------------------------------------------------
<PR>推薦書籍「社員がワクワクして仕事をする仕組み」<PR>
 〜社長が本当に仕事を任せられる幹部・社員のつくり方〜
 日本一ヒトに精通したコンサルタント東川鷹年氏が、中小企業の経営者の
 ために《社員がイキイキと仕事に取り組み、会社の目標達成にチャレンジ
 するヒトの仕組み(自創経営システム)》を初めて体系的に公開した書。
     http://www.jmca.net/books/wakuwaku/
定価:15,750円(税込)のところ、特別割引価格14,175円(税込)
     アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史


       本コラムの内容は、大山祐史によるものであることを明記する
       限りにおいて、引用・転載は自由です。