タイトルロゴ大山祐史の経営コラム



 <本日のツボ360>
    『転機は活かすもの』

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<ツボの説明>

  人間というのはなんらかの「転機」がないと人間としての生き方を変化
 させることができない。

  たとえば、親にご飯を食べさせてもらっていた生活=子供としての生活
 をやめて、自分で仕事をし自立した暮らしをするようになったことは、
 いつのまにか自然とそうなったわけではなく、「卒業」という転機が訪れ
 たために起こった変化である。

  転機によって変化するのはこの例のように生活の仕方や役割(子供・
 学生から職業人に変化した)だけではなく、周囲との関係や価値観、自分
 自身に対する自己概念なども転機の影響を受けて変化するといわれている。


  基本的に、「転機」はチャンスと捉えて活かすものだ。

  「卒業」というイベントを「もう親には頼れない。大人になりたく
 ないのに」と悲観的に捉えても意味がないのと同様、人生において体験
 する様々な転機は、プラスの変化につなげて活かすものだ。


  「家族の死」とか「別れ」、「会社の倒産」「失業」などといった
 マイナスイメージのある転機も体験することがある。

  そう、「卒業」や「就職」、「結婚」などのように、自分が望んで
 あるいは自分で計画してそれを体験するものだけが転機ではないのだ。

  望まない転機や予期しない転機もたくさんあるが、それも転機である
 ことには変わりがない。

  大学生活の後半に、仲間と話し合い、自分で考え、自分で動き、ごく
 当然のことのように就職活動をしたように、転機を乗り越え活かすために
 やることは単純で淡々としたものなのだ。


  転機は活かすもの、という感覚が身につくと、どんな転機でも自分に
 とってプラスとなる変化に結びつけることができるようになる。

  世の中には「どん底体験」をジャンピングボードにして成功者と
 なった者が数多く存在しているという事実が、その証拠だ。

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     アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史


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