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2006年1月22日


 <本日のツボ7>
    『運転に必要な計器』

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<ツボの説明>

  先日お話した「預金残高」という指標は、自動車にたとえると
 「燃料計」にあたります。燃料計があるから運転のしかたを調節
 したり、ちょうどいいタイミングで燃料補給をする事ができます。
 なにより「ガス欠」で止まってしまうのを防ぐことができます。

  自動車の運転に必要な計器(メーター)は他にもあります。
 スピードメーターはだれでも見ますよね。会社の運転でいえば
 日々の売上高がこれにあたります。これを全然見ない経営者という
 のはほとんどいません。

  会社の経営では、それら以外にも必要な計器がいくつかあります。
 会社を安全に運転するため運転中に見ておきたい計器としては、
 燃料計・速度計以外に次の4つがあげられます。

  現在地・外気温度    : 市場における地位
  瞬間燃費        : 生産性の水準
  チューニングパーツの働き: 最近実践した打ち手の成果
  スピードと燃費の比率  : 収益性

  チャートルームを作って、会社という車を運転するために必要な
 計器をちょくちょく見るようにしましょう。専用の部屋がなければ
 会議室の壁でもかまいません。運転にたずさわる人たちがいつでも
 見る事ができるようにするのが目的です。電子掲示板を利用しても
 いいし、個人事業主さんなら、パソコンの中という手もあります。

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 アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史


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