<本日のツボ7>
『運転に必要な計器』
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<ツボの説明>
先日お話した「預金残高」という指標は、自動車にたとえると
「燃料計」にあたります。燃料計があるから運転のしかたを調節
したり、ちょうどいいタイミングで燃料補給をする事ができます。
なにより「ガス欠」で止まってしまうのを防ぐことができます。
自動車の運転に必要な計器(メーター)は他にもあります。
スピードメーターはだれでも見ますよね。会社の運転でいえば
日々の売上高がこれにあたります。これを全然見ない経営者という
のはほとんどいません。
会社の経営では、それら以外にも必要な計器がいくつかあります。
会社を安全に運転するため運転中に見ておきたい計器としては、
燃料計・速度計以外に次の4つがあげられます。
現在地・外気温度 : 市場における地位
瞬間燃費 : 生産性の水準
チューニングパーツの働き: 最近実践した打ち手の成果
スピードと燃費の比率 : 収益性
チャートルームを作って、会社という車を運転するために必要な
計器をちょくちょく見るようにしましょう。専用の部屋がなければ
会議室の壁でもかまいません。運転にたずさわる人たちがいつでも
見る事ができるようにするのが目的です。電子掲示板を利用しても
いいし、個人事業主さんなら、パソコンの中という手もあります。
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アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史
本コラムの内容は、大山祐史によるものであることを明記する
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