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2006年1月24日


 <本日のツボ9>
   『チューニングパーツって?』

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<ツボの説明>

  1月22日に配信させていただいた<ツボの説明>のなかで
 
   チューニングパーツの働き:最近実践した打ち手の成果
 
 という表現をしておりましたが、
 「意味がよくわからないよ」というご指摘がありました。
 申し訳ありません。

  最近実施した打ち手 とは、経営革新のために実践したこと です。
 「革新」のためですから、新しい商品や新しい市場、新しい顧客
 を意識した諸活動のことを指しています。
  あなたの会社やお店が毎日のように行なっている通常の活動と、
 さらなる成長を目指して実施した「何か新しいこと」を区分して、
 その「新しいこと」の成果を常に注目してみてゆこう、
 という意味で書いたものです。

  「会社でも商店でも、既存の商品・サービスのみを頼りに永年存続
 することはできない。常にイノベーション(革新)を実現することが
 存続と成長の条件である」という考えに立脚しています。

  最近実践した打ち手の成果 = イノベーションの成果 という
 意味で書いたのですが、かえってわかりにくい表現になってしまった
 ようです。

  最近目に付いたイノベーションの例を挙げておきます。
 高級化粧品メーカーは従来、百貨店の化粧品売り場や化粧品店での
 店頭販売を主な販売ルートとしてきました。通信販売に力を注いできた
 会社もあります。
  ここに最近登場したのが「コンビニ販売専用商品」です。
 「それを買いたいのだけれど、どこで買えるのかわからない」という
 潜在顧客を完全にキャッチアップするために実施された販売経路の
 イノベーションです。

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 アドバンマネジ経営コラム by 大山祐史


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